3/9(日)北長瀬未来ふれあい総合公園内みはらしプラザ1階にて、「マタニティフェスタ」を開催しました。

産科や行政では、母親学級・両親学級なるものが実施されているが、地域で多職種が運営する妊婦向けの学びと体験型イベントというものは、なかなか事例がなく、手探りの中での企画運営でした。

内容は以下のとおり。

 

①マタニティクラス「病院ではきけない産前産後丸秘トリセツ」

地域で活躍する助産師4名が、授乳のこと、栄養のこと、お産のこと、メンタルヘルのことなど、院内では取り上げられにくい話題を中心に、妊婦とパートナー向けに講座をしました。

②育児体験ブース

沐浴・抱っこ・オムツ交換・着替えなど、基本的に育児スキルを助産師がレクチャー。お父さんや上のお子さんも楽しみながら取り組んでくださいました。

妊婦さんもその姿に、安心した様子。産後の生活がイメージできる良い機会になったようです。

③抱っこ紐展示&試着会

理学療法士によるブース。赤ちゃんのお世話には欠かせない「抱っこ」を赤ちゃんも大人も身体の負担なくできるよう、抱っこ紐の紹介や使い方、正しい装着方法をレクチャーしました。

妊娠期から知っておくことで、産後0日目から疲れにくい楽な体勢を意識した抱っこができるようになります。

④妊婦体験

妊婦のパートナーはもちろん、産後のご家族も体験してくださり、「こんなに大変だったんだな」と、振り返るきっかけ、思いやりの言葉がわくきっかけになりました。

 

その他、託児コーナーや相談ブース、地域の子育て支援事業者の紹介ブースなども設置して、誰もが楽しめて学びや気づきにつながる大好評のイベントになりました。

このように、職域を超えた妊婦向けイベントを地域内で開催することは、

 

地域で妊婦さんとその家族を支える

 

という、現代社会において希薄になってきている課題を解決する取り組みになると、運営者として実感しました。

実際、イベントには産後のご家族も多く立ち寄ってくださり、

「妊娠・出産」という、女性にとっての一大イベントとその時必要なサポートをそれぞれの立場で考える機会になったと思います。

 

次回以降は、さらなる発展のために、出店者を増やしたり、協賛くださる企業団体様を募ったりしながら、機運を高めていきたいです。

 

今回、関わってくださった皆様、来場者の皆様、

ありがとうございました!